バイトとして介護施設に勤務する場合、就業時間の選択肢は様々です。
9~17時の日勤帯でのシフトや、施設が忙しい時間帯だけ入るシフトなど、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことができるので、無理のない働き方をするのがポイントになります。
それから、介護職でのバイトは資格の有無により業務内容が変わります。
もちろん、資格を所持している場合には直接的な介護を行うことができるため、給料は高くなります。
しかし、資格がない場合は、食事の配膳や施設の清掃、備品の管理やベッドメイクなど、介護に付随する雑務が中心になります。
とはいえ、未経験で飛び込む場合は、バイトは基本的には責任が重い業務を担当することはなく、仕事を通じて職場の雰囲気を理解できるため、ハードルは低いと言えるでしょう。
また、介護職のバイトをすれば、人と直接関わる仕事であるため、コミュニケーション能力を磨くのにも役立ちます。
さらに将来、家族の介護を行なわなければならなくなった時にも、仕事で得た知識を活かすことができます。
また、利用者から「ありがとう」というような感謝の言葉ももらえるので、やりがいも感じられるでしょう。
ただし、その一方で身体的にも、精神的にもハードさを感じることもあるかもしれません。
時には「自分にはこの仕事は向いていない」と思うこともあるでしょう。
このようなメリットとデメリットを早期に把握するためにも、未経験者のスタートとしてバイトはいい方法かもしれません。